2017年07月14日

のれん 芹沢銈介の原点

のれん1
のれん2
 
【7月15日(土)~11月26日(日) のれん 芹沢銈介の原点】
 
芹沢銈介の染色作品の原点でもあり、
また芹沢自身がもっとも好んだ「のれん」を特集し、
全館に70点を展示します。
 
昭和4年に制作した芹沢のデビュー作「蔬菜文壁掛」は、
のれんに近い形式の作品であり、
昭和7年ごろから現在ののれんの形に落ち着いていったようです。
 
以後多数ののれんを制作し、
その数は400種におよぶといわれます。
 
文字、風景、人物、工芸品など、
芹沢の新鮮な模様があしらわれたのれんは、
広く一般家庭に普及し、暮らしを彩りました。
 
この展覧会では
「風の字のれん」「縄のれん文のれん」「朝顔文のれん」といった代表作から、
店舗用ののれんまで、幅広い作品をご覧いただきます。
 
また「布文字春夏秋冬二曲屏風」「洲浜型四季文四曲屏風」など、
のれん以外の作品50点、芹沢の収集品30点も展示します。
 
とき
2017年7月15日(木)~11月26日(日)
月曜休館
7/17、9/18、10/9は開館
7/18、9/19、10/10、11/24は閉館
9時~16時30分
 
ところ
静岡市立芹沢銈介美術館
静岡市駿河区登呂5-10-5 登呂公園内
 
内容
 
「文字」
のれん3
芹沢銈介作「打てや双手を文のれん」(1975年 柏市蔵)
 
芹沢は多くの文学作品を制作しました。
文字を躍動感のある模様として表現したものや、
文字と動植物を組み合わせたもの等、
のれんには個性的な作品が多数あります。
 
 
「自然」
のれん5
芹沢銈介作「松竹梅唐草文のれん」(1939年頃 日本民藝館蔵)
 
のれん4
芹沢銈介作「筍文のれん」(1955年頃 株式会社すずや蔵)
 
自然を深く観察し、
常にスケッチを欠かさなかった芹沢。
自然をモチーフとした芹沢の文様は、
どれも日々のスケッチに裏打ちされ、
生き生きとしています。
 
 
「アイデア」
のれん8
 
のれんの中にのれんを表現したり、
のれんの分け目を朝顔のツルに見立てたり。
見る者をはっと驚かせるような楽しいアイデアがあふれています。
 
 
「手仕事」
のれん6
芹沢銈介作「染屋文のれん」(1960年 株式会社すずや蔵)
 
芹沢が愛した手仕事。
染色・陶芸・織物等、
実際に足を運び、
目にした手仕事の現場が
斬新な型染で表現されています。
 
 
観覧料
420円
 
公式サイト
http://www.seribi.jp


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Posted by 静岡商工会議所広報室 at 19:06│Comments(0)イベント・まつり
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